かもめのヒプマイブログ

ヒプマイについて吐き出したくなったとき用にする予定 ブログ開設日:2021.02.20

SHOWDOWNの歌詞と感想と感情と

曲情報/歌詞

「SHOWDOWN」
Buster Bros!!!・麻天狼・Fling Posse
作詞:Kj・ivisible manners (平山 大介・福山 整) 作曲・編曲:Dragon Ash

<battle 1>
👔露払いは俺、観音坂独歩
今日心は安穏だなちょっと
Narrowな野郎と罵られようと
自分自身でまずこの名にVote

3️⃣場数の順じゃ蚊帳の外 だけど
ヤバい順ブクロ 頭からsort
妄想相手に 喉からそうと
ボソボソ喋りゃ 即死ぬ騒動

🥂今日も 逃げ込む多くのTeansが言うんだ
「暮夜(ぼや)の大空戻れるかどうか」
シンジュク・ネオンの航空灯火(こうくうとうか)
この灯(あかり)決して消しちゃいけないんだ

2️⃣経年劣化、お前の滑走路
舗装は不要だ、そのチャンプロード
首都高5号じゃあ遅ぇんだぜ?
ほら、2️⃣3️⃣「ご清聴オレ等の成長スピード」

💉この戦禍に勇ましき子供等
だが此処ではあるまじき事もない
懐中(ふところ)詰め寄る音もなく
全力で説き伏せるこの言霊

1️⃣ハッ、そりゃコトだな?
その言葉は 愚かだ
新たな時代はここから
忖度抜きのそんな空気
🦉『OK!』 1️⃣ブクロ西口
『世界の中心!』

<hook>
表現していく存在を 他の誰でもなく
証明していく勝敗を 決戦のShow Timeを

<battle 2>
🎲勝ち癖の為に少額BET?
博打は貧乏性じゃ食えんぞ
貸しはpay off 魂が抵当
天井知らずのレートは グレーゾーン!

👔暮れ忙しいシーズン まで隷属
だけど心までセールスせんぞ?
営業しようか?無用な予算消化
はたまた一二三と👔🥂「接待しようか?」

📖意気揚々息巻き
📖🎲魑魅魍魎📖召喚
から直スピード📖🎲納棺
📖辞世の句でも代筆しようか?
謝罪原稿は📖🎲(🍭)「ナンマイダ(何枚だ)?」

🥂微笑む女神のご来店
君のヘルプには全く用無いね!
👔「ご指名シンジュクNo.1」
🥂香を焚いて煙に巻きたいのはしょうがないね?

🍭この逃避行では無視で行こうね!
だってジジイに届くのもう🍭🎲一光年
🍭破れたデニムはハートで🍭🎲コーデ
🍭変えちゃお 天命すら日々微🍭🎲調整!

💉怒りが汚した光と影が
君の嘆きを見逃しかけた
荒れ狂う海から掬い上げ救う
🐺『シンジュク:痛み打ち克つGroup』

<hook>
表現していく存在を 他の誰でもなく
証明していく勝敗を 決戦のShow Timeを

<battle 3>
3️⃣CPU燃えるまで加速しとこうと思う
未証明の命題、解こうと思う
韻がない世界はモノクローム
多くの苦悩を経て届くNotes

🎲あると思うのかよ🎲📖必勝法?
🎲ボードゲームや賭博と🎲📖(🍭)一緒よ
🎲いいか? 全額出して
📖「天が下した」
🎲お膳立て 茶化すんが 🎲📖「一生よ!」

2️⃣I wanna say I told y'all だから再登場
今日は大統領 スピーチも最強、二郎
アンサンブル、阿吽の境地の2️⃣3️⃣「二重螺旋がユニゾンする包囲網」

📖嫌いじゃない、その📖(🍭)兄弟愛
だが所詮は正常性📖🎲(🍭)バイアス
心の絡繰(からく)りに📖🎲不案内
📖なら焼かれるぞ その記憶📖🎲媒体

1️⃣誰もが世界の主人公
まだ未読の小節(ノベル)も無尽蔵
だが俺から見える全てをキチンと
威信かけてケリつけ踏む🦉韻を

🍭賽子(ダイス)に施す🍭(🎲)乱数調整
🍭夢の中にまで見た🍭(📖🎲)この勝勢
🍭後世に残る名は他にないね?
🎨『永遠(とわ)に語り継げFling Posse』

<hook>
表現していく存在を 他の誰でもなく
証明していく勝敗を 決戦のShow Timeを

声が音が共鳴して シーソーゲームのLive
成功も失望も肯定して 進行形のLife

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ひとりごと

はじめに

ヒプノシスマイク7th Live《SUMMIT OF DIVISIONS》Day1お疲れさまでしたありがとうございました!!!

あの、セトリ豪華すぎませんか・・?
Live初披露系だけでも、Hang out!で喰らい、Rhyme Animaでやられ、Reol(れをる)さんに若返させられ筆者はボカロを通ってきたオタクです。全員揃ってのGoDにetcetcetc...
それで決勝曲ですよ!SHOWDOWN!!
本当は、いつも通りいつも以上の既存曲や初披露曲全てに対して、「この表現変えてきたね!」「いや、え?は、えもい・・」みたいに語りたいくらい素晴らしかったのですが、それでもなによりSHOWDOWNが最高過ぎて聴きまくり、話したい思いもありすぎてあり過ぎて夜も眠れず只今2021/08/08 AM05:32、このまま明日を迎えると感情が飽和するので整理しないまま吐き出します。どうせまた1万文字とかゆうに超えてDay2開演までに間に合わないのは見えてますが..
筆者が筆者自身のために思ったこと全てを吐き散らかすつもりなので綺麗な文が読みたい方は回れ右して下さい。
1秒でも早く吐露したいので次行きます。。
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感想の墓場

一応1mmの良心と罪悪感から見やすくするため、いつも通り曲の頭から語っていくことにします。
※ Day1のSHOWDOWNを聴いたうえでの感想ですので、明日のDay2ではまた違うフロウなどをしてくれる可能性もあります。
※ また、今から吐き出すのはあくまで筆者が感じたことであり、公式の解釈などでは断じてございませんので、「ほーん、こういう風に思ったのね。興味深いじゃん」くらいに流して下さい。
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battle 1

まず初戦は先攻シンジュク、後攻ブクロのバトルです。
初対決でとても見たかったカードで、実際に期待を軽々上回ってくる最高のバトルでした。
因みに、読んでる方は知ってるよって感じだとは思いますが一応、
この曲は1対1対1の3つ巴のバトルではなく、1対1のバトルが3つ組み合わさった構成になってます。
一般的な多人数ラップバトルとは違いますが、これだと大きく有利不利が発生しないし、なにより聴きやすいので最高でした。
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独歩
<battle 1>
👔露払いは俺、観音坂独歩
今日心は安穏だなちょっと
Narrowな野郎と罵られようと
自分自身でまずこの名にVote

はい、筆者は死にました。
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いやあの、独歩が先頭ってだめじゃないですか?
だめです。だって強いもん。
ごめんなさい。筆者の推しなので独歩の時の感情が大きくなってしまうのですが、温かい目で見守ってください
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基本トリを務めることが多い独歩が先頭で印象深いのはやっぱり「Battle Battle Battle」だと思うんですけど、今回もあの曲と同じく火力盛り盛り闘志むき出しの発声で、一方で昔とは違い自分への自信も垣間見える素晴らしい1バースでした。

👔露払いは俺、観音坂独歩
今日心は安穏だなちょっと

まず出だしから声の圧と「露払い」いう単語でさらっと重いジャブを喰らわせます。これは一番最初だからこそ言える言葉であるとともに、ディフェンディングチャンピオンである背景と、仲間への信頼があってこそのワードチョイス。
そのうえで「今日心は安穏」と、「お前ら相手じゃ心配すら沸かねえよ」と軽く煽っていきます。強い。因みに、筆者は初回は歌詞を見ないで観る派なのですが、「安穏」を「行灯」と聞き間違え「と、TOMOSHIBIぃ~~」と一人で喰らっておりました。違った。
今までの経験から生まれた自信が、言葉の端々からにじみ出てますよね。 ラップとしては、2小節とも尻上がりから小節の終わりに落として締めるフロウに、「観音坂独歩」「安穏だなちょっと」の9文字踏みを入れています。強い。

Narrowな野郎と罵られようと
自分自身でまずこの名にVote

3-4小節のライムについては、「独歩」のo-oから語末を揃えて繋がりやすいao-を用いて「Narrow」「野郎」で短く踏みながら「罵られようと」「Vote」でo-oに戻し、4小節通して一貫性のある踏み方をしてきました。
リリックに戻るのですが、普段から独歩は酷い扱いをされ心無いことを言われており、今回の対戦相手である三郎からも以前馬鹿にされているのですが、シンジュクの皆と共に歩んできて、自分自身を信じるようになってきた彼はそれをラップという形で表現します。
まず「Narrowな野郎と罵られようと」で日頃の扱いやイメージについて語り、そのうえで、自分自身を誇り、自信に投票する「自分自身でまずこの名にVote」。この自信を持つ過程(要因)にあった一二三と先生からの信頼も知っている身としては、感じ入るものがありすぎました。
また、ラップバトルは基本的に先行不利だからこそ上手に話の流れを作る必要があるのですが、不必要に相手を下げるのではなく、チャンピオンの自負を持ち自分たちを上げ、かつ自分たちが凄いからこそ相手が相対的に下がるという方向に持っていって締めたこの先制パンチは最高だったなと。本当にかっこいい1バースでした。
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てか、独歩が先頭ですよ。先頭。(2回目)
ちょっと想像してほしいのですが、常に自身がなかった独歩が、「一番手で行きます」と前に出るさま、最高じゃないですか?ヒプアニとかみてると想像しやすいと思うんですけど最高なんですよ。そして、それに応えて先頭を任せる一二三と先生からの信頼ももう言うことなしでしょ尊いこれはバトルなので、まず最初に独歩が出たからこそどのディビジョンも3番手が相対する構図になったと妄想したうえで話してます。
また、声質をバトル用のものにしながらも、1ミリの違和感も沸かない独歩の声を表現する伊藤さんの技術力に脱帽しました。本当にこの人凄いんだよなぁ。。
最後に、手で三郎をロックオンするのも最高でしたね。。そして一緒に「バーンッ!」って打つ一二三愛しいよ .
やべ、初っ端から全然整理しないで吐き出してしまった気がする。冒頭で読みやすくするって書いたはずなのに、、ごめんなさい。。。ちょっとだけ落ち着いて筆を進めます。 .
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三郎
3️⃣場数の順じゃ蚊帳の外 だけど
ヤバい順ブクロ 頭からsort
妄想相手に 喉からそうと
ボソボソ喋りゃ 即死ぬ騒動

あ~~~敵意むき出し三郎すき~~~~~~~~~
普段可愛い可愛い・・?三郎が火力マシマシになる姿は良いですよね。。にこにこしてしまいます。強い。

3️⃣場数の順じゃ蚊帳の外 だけど
ヤバい順ブクロ 頭からsort

先行の独歩がo-oの母音で攻めたので、すかさず「蚊帳の」「sort」で返します。アンサーで相手の韻につなげて踏むのは聴き心地もいいし即興であることのアピールにもなるので有用なんですよね。強い。「これ歌じゃん」の突っ込みは受け付けておりません。
リリックとしては、年齢からくる自分の経験の無さというどうしようもない弱みラップバトルにおいて発言の重みを出すためにその人が歩んできた人生というのはとても重要です。は認めたうえで、経験じゃなく実力ならブクロが一番だと返してるのは素敵ですね。ワードチョイスもPC用語ってほどではないですが、表形式のサイトやExcelなどでよく利用する「sort」を使ってるところが三郎らしい良い表現だなと思いました。自分に関連する言葉を吐けるラッパーは強い。覚えて下さい。テストに出ます。(Bring on Bring on)

妄想相手に 喉からそうと
ボソボソ喋りゃ 即死ぬ騒動

3小節目も締めは「からそうと」のo-o(からそーと)で繋がりを見せながら 「妄想」「からそうと」「ボソ(う)」「」「騒動」とouを多用し、かつバース通して子音にsを多く使うことでとても聞きやすいバースに仕上げてます。
というか「ソボソ喋る」の発声や目を見開いて剥き出しにした敵意がもう本当に気持ちいいです。。生意気な三郎も好きですが、敵意むき出し戦闘態勢の三郎もよいですよね。
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一二三
🥂今日も 逃げ込む多くのTeansが言うんだ
「暮夜(ぼや)の大空戻れるかどうか」
シンジュク・ネオンの航空灯火(こうくうとうか)
この灯(あかり)決して消しちゃいけないんだ

あぁ。。。TOMOSHIBIに狂った筆者に対してのオーバーキル。。。
これはずるでしたずる言うな

🥂今日も 逃げ込む多くのTeansが言うんだ
「暮夜(ぼや)の大空戻れるかどうか」

先ほどまでとは一転、4小節通して内容重視のバース先の二人が内容無いなんて言ってないことは文章から察してください
まずさらっと踏み方では「言うんだ」「どうか」の語尾上がりのフロウでの語感踏み強いて言うなら-a
そして本命のリリックですが、最初の2小節では「暮夜の大空」で太陽が消えて闇の世界になる未来への絶望を示し、陽の光差し込む光の世界に戻れるかどうかと不安を抱く(迷える)人たちを表します。
この2小節目で手を挙げながらその眼を見つめる眼差しに惚れました

シンジュク・ネオンの航空灯火(こうくうとうか)
この灯(あかり)決して消しちゃいけないんだ

そして3小節目では、1-2小節で表した人たちに対して、シンジュクの3人が光になって支えるよと伝えます。
※ 航空灯火というのは飛行機の航空を援助するための灯(正確には施設)のことなので、暗闇を飛ぶことになる者たちを支えますという意味です。というか暮夜の大空からの航空灯火の表現のえもさが尋常じゃないむり
最後、締めとなる4小節目では、

救われない夜なんて認めない。僕たちが必ず救う光になる

という一二三の強い想いが溢れます。

技術に関しても少しだけ触れると、「暮夜」「大」「戻れるかどうか」「航空灯火」のo(-)aで小さく踏みつつ、4小節全末尾aで強い意思表示をしています。

また、4小節目では感情も発露させることで、意志の強さや想いの大きさを表現されていました。天才。

この一二三のバースでは、2ndD.R.Bでの新曲「TOMOSHIBI」で伝えていた

どうにもならないほど追い詰められた人たちを救うというシンジュクのスタンスと一二三の決意

を再宣言してるわけですね。泣いた。え、ドラパと曲聴いてて泣かない方いますか?いません。(黙
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二郎
2️⃣経年劣化、お前の滑走路
舗装は不要だ、そのチャンプロード
首都高5号じゃあ遅ぇんだぜ?
ほら、2️⃣3️⃣「ご清聴オレ等の成長スピード」

あの、思春期特有の成長を続け変化を見せる二郎が好きなんですよ筆者。ちょっとこの締め方されたら親の心になってしまう。。。

2️⃣経年劣化、お前の滑走路
舗装は不要だ、そのチャンプロード

まず踏んでるところは「滑走路」「チャンプロード」のo-o2か所で少なめですが、「経年劣化」のフロウが癖になってよき。
次に内容ですが、一二三が「航空灯火」と飛行機に関する単語をつかっているため、そこに合わせた単語を用いてディスを繰り広げます。
内容的には一二三のバースへのアンサーではなく、シンプルディスで、チャンプロード(=滑走路)も今じゃ経年劣化して歩めるようなものじゃない。次にチャンプロードを歩くのは俺達だからお前らの道は舗装する必要もない。と伝えます。一応再度書きますが、全て筆者が感じた感情と解釈です。お間違えの無いよう。。。

首都高5号じゃあ遅ぇんだぜ?
ほら、2️⃣3️⃣「ご清聴オレ等の成長スピード」

ここがちょっと地理的教養がない筆者にはいまいちわからなかったので、一応調べたことだけ書きます。
首都高5号は恐らく首都高5号池袋線のこと。遅ぇとディスるのでシンジュクに繋がるか、もしくは空港などと繋がるのかと思いきやそんなこともなさそう?
とにかく、4小節目を踏まえると言いたいことはお前らの歩む速度は遅えんだよってことでしょう。こうじゃない?って意見があれば是非教えてください
そして4小節目が最高で、三郎と一緒にバースを吐きます。
三郎のリリックで経験の無さを話していましたが、それを補う意味でも強い締め方をしたと思います。また、ここで一郎は言葉を吐かないで自分の胸を叩いており、弟たちへの信頼を感じ取れました。最高。

強気な二郎らしく相手に食って掛かるバースで、これがブクロの、二郎の戦い方だよなぁ~と嬉しくなりましたね。
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寂雷
💉この戦禍に勇ましき子供等
だが此処ではあるまじき事もない
懐中(ふところ)詰め寄る音もなく
全力で説き伏せるこの言霊

最後に両チームのリーダーの登場でbattle1は締めます。
しかもここ急にビートを変えてきたんですよね。ただでさえ筆者は一郎と先生の対戦が好き(参考:コンテナヤード)なのにこの対戦カードが際立つ演出をしてきたので、テンション天井突破しました。

💉この戦禍に勇ましき子供等
だが此処ではあるまじき事もない

この戦禍はD.R.Bのこと(一瞬第三次世界大戦とか中央区との争いとかも頭を過ぎったけど流れ的にはこっち)で、まずはブクロの3人を「勇ましき子供等」と言って認めるとことからバースをはじめます。素敵。
次の2小節目がよくわからなくて、あるまじきだと此処にいるべきではない。だけどこともないだからいるべきではなくもない?この戦いの場に立っている以上、勇敢であることは特筆すべきではないってこと?こうじゃない?って意見があれば是非教えてくださいpart2
考えてみるとよくわからないのですが、初見では先生の口から吐く断定の言葉つよっ!ってなってました。
また、韻的にも「勇ましき子供等」「あるまじき事もな(い)」のaiioooaの7文字踏みで威力倍増って感じですね。

懐中(ふところ)詰め寄る音もなく
全力で説き伏せるこの言霊

此処からも攻撃が続きますね。 3小節目は、、え、これ、先生の一番火力高い殺し屋部分出ちゃってない?大丈夫??ってなるワードチョイスをしたうえで、真正面からぶつかる4小節目。
こういう正々堂々みたいなバースでは無駄にテクニカルに踏んだりするより1か所だけしっかり踏んであとはバイブスっていうのが強いと思うのですが、当然のようにそういう風にぶつかってきましたね。一郎と真正面からぶつかるシチュエーション大好物ですありがとうございます。踏んでるのは「音もな(く)」「言霊」で、1-2小節のoooaから繋げて最後はooaaですね。
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一郎
1️⃣ハッ、そりゃコトだな?
その言葉は 愚かだ
新たな時代はここから
忖度抜きのそんな空気
🦉『OK!』 1️⃣ブクロ西口
『世界の中心!』

あ~~~強い!強い!!
The・ラップって感じのラップに相応しい声質でヒプノシスマイクの主人公は俺だって殴りつけてるような強さがやっぱりあります強い。

1️⃣ハッ、そりゃコトだな?
その言葉は 愚かだ
新たな時代はここから

先生に対して一郎のアンサーはスキルフル。小節を跨いで、かつ裏拍でバースを吐いていきます。
また、同じことの繰り返しでさらっとですが、先生の「言霊」のooaaで速攻踏んで返すのが強いです。
因みに踏んでる個所は「コトだな」「言葉は」「愚かだ」「ここから」の4か所です。

それからこのバースの特筆すべき点は何より活舌。一郎バースはここまでで一番聞き取りやすく、初回で完全に聞き取れました。ラップって相手に届かなければ意味がないので、これめちゃくちゃ大事ですよね強い。
でもって、前回チャンピオンのシンジュクに対して世代交代だと真っ向から向かい合います。強い。大好き。

忖度抜きのそんな空気
🦉『OK!』 1️⃣ブクロ西口
『世界の中心!』

でもって最後の「世界の中心!」いやかっこよすぎる。
正統派ボイスで真っ直ぐ攻めて、ヒプノシスマイクの主人公というバックボーンを持ったうえで、しかもこの決勝の舞台の初バトル最後の1バースで放つパンチラインとしてこれ以上のものはなくないですか?
その直前に兄弟で声を揃えて結束を示すのもポイント高いです。

ラップバトルで後半優位の理由は「最後にアンサーで否定されない」、「自分の主張を言い逃げできる」、「聴き手(観客)の頭に残りやすい」の3点(多分)で、有利だからこそ最後のバースが弱いと物足りなくなっちゃうのですが、このバースはもう完璧の完璧120点って感じでしたね。。やっぱり一郎めちゃ強いです。。。
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以上でBattle1の吐き出しお終いです。
やー、シンジュクにブクロ、どちらも決勝戦に相応しいバースの応酬でした。この後hookについて語るときにも言いますが、自分自身の理解が深まったうえで自信をもって放つバースが多かったので聴きごたえ抜群聴き手の感情爆発って感じでしたね本当にありがとうございました。
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hook
<hook>
表現していく存在を 他の誰でもなく
証明していく勝敗を 決戦のShow Timeを

いや最高じゃないですか?
他の誰でもない自分を表現し合い、そのうえで勝敗をつけようって言ってるんですよね。すきです。。そのまんまなことを書いてしまった。
強いラッパーって自己を確立しているんですけど、彼らはそれがわかってるんでしょうね。。実際今回のバトルでは自己表現のバースが多かったし。決勝に相応しすぎる。
また、歌としても素敵で思わず聴き入ってしまいました。。。まじでKjさんとivisible mannersさんいい仕事過ぎる天才ありがとうございます。。
そして曲を通してですが、バッチバチではなくメロディアスのサウンドで、特にこのhookの内容との相性は抜群でしたね。。流石Dragon Ashさん、、本当にありがとうございます。。。。。
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battle 2

次は先攻シブヤ、後攻シンジュクの2つ目のバトルです。
このバトルは1st D.R.Bの2回戦「Battle Battle Battle」のカードなので、シブヤのリベンジの形になりますね。とはいえ、(こんなこと言うと怒られるかもしれないのですが、)筆者的にはあの勝負はドローか若干シブヤ優勢かなと思っていたので、シンジュクのリベンジ(?????)という意味でもめちゃくちゃ見たかったカードです。
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帝統
<battle 2>
🎲勝ち癖の為に少額BET?
博打は貧乏性じゃ食えんぞ
貸しはpay off 魂が抵当
天井知らずのレートは グレーゾーン!

まず初手は帝統節満載の1バース!痺れる・・!!
今回のバトルはどれも3番手からでしたね。

🎲勝ち癖の為に少額BET?
博打は貧乏性じゃ食えんぞ

まずは独歩のイメージ(見た目?)からのディスでしょうか?
普段のイメージから賭けの場で少額しか賭けないことは優に想像できますもんね。状況によるとは思いますが、、少額で勝ちまくって最後に全部豪快に賭けて一文無しになるのとかも思い浮かぶので、、、
または、ヒプノシスマイクの世界にはラップアビリティがあり、独歩のアビリティは攻撃を喰らってこそ生きるのに、ブクロ戦の初っ端から出てきたということはそれを封じて戦っているということで、「舐めプかよ」みたいな意味も含んでるのかもしれません。あくまでヒプアニの世界線の話ですが、前回シブヤを下したのはこのラップアビリティをフルに活かせたからだということもあって、「それで俺らに勝てんのかよ」と言っているのかもしれません。「BATTLE BATTLE BATTLE」は微塵もソン感じではないので悪しからず。
踏んでる個所はお尻で「少額BET」「貧乏性じゃ食えんぞ」の7文字踏み!声の圧も併せて強い!!

貸しはpay off 魂が抵当
天井知らずのレートは グレーゾーン!

そして最後まで貫くギャンブルラップ!こういうの本当に良いですよね大好きです。
踏み方は2小節目最後の「食えんぞ」から繋げて「pay of」「抵当」「レート」「グレーゾーン」のeioの語感踏み。特に4小節目は畳みかける踏み方に巻き舌でとてもかっこよくてつよ!!ってなりました。最高。
リリックも特に「魂が抵当」のところが、ギャンブルに命を懸けている帝統だからこそ出来る表現でひりつきました。かっこよすぎる。 「グレーゾーン」も(恐らく)独歩の「BLACK OR WHITE」とかけた皮肉な表現で憎らしいですね。 前半で相手のことを「貧乏性で思い切りがなさそう。つまらなそう。」みたいな意味合いのディスで攻めたうえで、自分はもっとスリルのある毎日を送ってるぜ!という構成になってるので、この3-4小節目が更に強調されて感じました。

独歩
👔暮れ忙しいシーズン まで隷属
だけど心までセールスせんぞ?
営業しようか?無用な予算消化
はたまた一二三と👔🥂「接待しようか?」

お次は独歩のアンサー。頭からスキルフルでかっこいいうえ、筆者の大好きな独歩ここに極まりみたいなバースと表現だったので筆者は飛び跳ねました。

👔暮れ忙しいシーズン まで隷属
だけど心までセールスせんぞ?

まず出だしは帝統のeioの文末に繋げたアンサーを、しかも頭から単語じゃなく組み合わせでやってのけるとかいう頭のおかしい1小節目。2度目?3度目?ですが、「これ歌じゃん」の突っ込みは受け付けておりません。初めて聞いた瞬間の筆者にとってはリアルタイムのラップバトルだったので。
踏んでいる箇所は「暮れ忙(いそが)しい」から始まり「隷属」「せんぞ?」の3か所です。さらに言うとフロウで「-ルス」のにアクセントをつけて強調表現で繋げてます
また、「暮れ忙しい」のフロウは耳障りが良すぎて、相変わらずラップ上手っ!?てなりましたね。流石本職ラッパーからライバル視された男。上手すぎる。
内容としても、帝統からの「しょっぱいだろお前」みたいなことに対して、「確かに仕事をしている様からはそう見えるかもしれない。だけど心は売り渡してない」と自分のスタンスを表現し返すのが最高でした。

営業しようか?無用な予算消化
はたまた一二三と👔🥂「接待しようか?」

リリックの話を続けるのですが、1-2小節目の自分の生きざまを語る内容を踏まえたうえで、自分の生きている土俵(サラリーマン/営業職)の言葉を使って「営業しようか?」と繋げ、からかい、余裕がない帝統に「変わりに掛け金持ってあげようか?」(余った予算を消化してあげようか?)と返します。すき。余裕がないというのは「魂が抵当」せざるを得ないことや、「SCRAMBLE GAMBLE」での「命がけのGAME」をはじめ、しょっちゅうDead or Alive(MCネーム)になってることからです。「お金、貸してくださ~い」ですからね。
この自らの職業に関連したワード(「営業しようか?」「予算消化」)で語感踏みして繋げつつ、異なる土俵(職業)ですが共に相手を持て成す仕事をする一二三と揃えて「接待しようか?」で皮肉げに笑いながら魂を担保にしないと生きていけないそのざまを嘲笑うかの如き攻めのスタイル。いや強すぎる。え、は?つよ。
スキル的な話も文末で踏んでるとかいろいろあるんですが、何よりやっぱりキャラの表現力。特にラストの「接待しようか?」の笑いは嘲る様でありながらも目元はニヒルな感じで、惚れない人いるの?ってくらいの引力を発しながら破壊力もあって魅惑的でした。惚れた。

この独歩は個人的に「DEATH RESPECT」の時の独歩のバース味があって、筆者の大好きな独歩が更に進化したみたいな感じだったので、もうぶち上がりましたね。ご馳走様でした。

幻太郎
📖意気揚々息巻き
📖🎲魑魅魍魎📖召喚
から直スピード📖🎲納棺
📖辞世の句でも代筆しようか?
謝罪原稿は📖🎲(🍭)「ナンマイダ(何枚だ)?」

次は2番手幻太郎のバース。
フロウ的には珍しくシンプルな構成でしたが内容には相変わらず捻りがあってこれぞ幻太郎ってバースでした。

📖意気揚々息巻き
📖🎲魑魅魍魎📖召喚
から直スピード📖🎲納棺

まずここがシンプルフロウで前半と後半で踏み方の統一、「意気揚々」「魑魅魍魎」のiiouou6文字踏みを、iiの部分完踏みの「巻き」で繋げ、「召喚」「納棺」のouanで締めていく綺麗なラップ。
また、使う言葉もMCネームのPhantom(ファントム)に違わない幻太郎らしいチョイスで、独歩が最後のバースで一二三と併せたことを「召喚」と言い、一二三のことを「魑魅魍魎」だと例えたうえで、「納棺」でさっさとくたばれと攻めるのがとても上手いです。

📖辞世の句でも代筆しようか?
謝罪原稿は📖🎲(🍭)「ナンマイダ(何枚だ)?」

そして2小節目最後の「納棺」から「辞世の句」と繋げます。繰り返しますが、ざっくりとくたばれ的な意味合いを詩的に面白おかしくバカにして伝えてます。もうばれてるかもしれませんが筆者こういうの大好きです。
そして「代筆しようか?」と言っていたので、書きもののことを言い、それも謝罪原稿という明らかに「お前謝罪することあるだろ?」とでもいいたげなリリック。そして最後には(1)枚数は何枚だ?と(2)さっさと成仏してくれ(南無阿弥陀仏の意訳)のナンマイダ~。さらには(3)相手である一二三の名前弄りで、一枚二枚三枚?という意味も込めて、さようなら~とバースを締めていると思います。上手すぎ最高。
また、ここで乱数と帝統の2人がナンマイダーと手を立てて唱えてるのが可愛かったです。

幻太郎は基本リリックに寄っているのでフロウやライムといったわかりやすいスキル的部分は控えめですが、それを補って余りあるリリックの完成度で文字起こしして2度上がれるタイプですね。いや全員2度どころか100回以上上がれるわ!!!というのはわかってます!そういう意味ではなく、特に二度おいしく楽しめるよ的な意味!

一二三
🥂微笑む女神のご来店
君のヘルプには全く用無いね!
👔「ご指名シンジュクNo.1」
🥂香を焚いて煙に巻きたいのはしょうがないね?

いやだから(全員だけど)アンサー力が高いんよ!
火力ましまし一二三いただきましたぁ~シャンパンコール!!

🥂微笑む女神のご来店
君のヘルプには全く用無いね!

まずはリリック(アンサー)、先ほど幻太郎から「さっさとくたばりな、あ、辞世の句でも代筆しましょうか?笑」と煽られたのに対して、ホストの日常を用い「ホストとして生きている僕のもとには何時もお客様(微笑む女神)がご来店してますよ。あ、因みに君のヘルプなんていりません。笑」と返します。言い回しがにくいよ素敵。
ヒプマイのアンサーって本当にお洒落ですよね。ちょっと冷静な話ですが、リアルラップバトルの即興だからこそ生まれる奇跡のような芸術と違って、洗練された美しさがあって、これを曲(ライブ)ではなくバトルの中で観るって、ヒプノシスマイクのようなコンテンツでないとあり得ないので、本当にヒプノシスマイクを産み出してくれてありがとうって気持ちです。(早口やめてちゃんと纏めろ

👔「ご指名シンジュクNo.1」
🥂香を焚いて煙に巻きたいのはしょうがないね?

まず1-2小節目で触れなかったライムから、小節末の踏み方を1バース通して貫いていて、「ご(う)来店」「用無いね!」「香(を)焚いて」「しょうがないね?」でがっちり締めています。
次に内容ですが、独歩がバース中に「ご指名シンジュクNo.1」って言うの熱すぎませんか!?
いや「もうシャンパンお願いします!!!」ってなってしまいました。(?)
最後は幻太郎の実態を掴ませないようなリリックや、MCネームのPhantom(ファントム)、太郎の名のイメージなどと、はっきり言い切らないリリックに対してきみはNo.1でもなんでもないもんね、「煙に巻きたいのはしょうがないね?」と攻撃を喰らわせます。いや強い。
ちょっとやり取りのレベルが高すぎて楽しすぎました。No.1!!!
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乱数
🍭この逃避行では無視で行こうね!
だってジジイに届くのもう🍭🎲一光年
🍭破れたデニムはハートで🍭🎲コーデ
🍭変えちゃお 天命すら日々微🍭🎲調整!

最後はリーダー同士の対決!
今までとは違い因縁のある対決ですね。
お互いに接点があるとラップの内容が深まるのでとても楽しみでしたし、その期待を優に上回ってくれた名バトルでした。。。泣いた。。。

🍭この逃避行では無視で行こうね!
だってジジイに届くのもう🍭🎲一光年

まずは現状についての語りからです。正直先生からするとなんのこっちゃになると思うのですが、傍観者である我々はわかるので!
D.R.B進出を認めさせはしたものの、中央区から逃げる立場は変わりなく、また近寄ってくる死の気配からも逃れるために必死できているのが今の乱数です。その現状を歌う「逃避行」であり、「今の僕にとっては寂雷なんか目にも入らないよ」という意味での「無視で行こうね!」そして、寂雷先生に対しては「一光年」と関係を語り、対戦相手である先生に対して(絶対に届かない距離という意味で)明確な拒絶を入れてきました。
ライム的には「逃避行では」「無視で行こうね」「一光年」のioueで踏んでおり、特に2文字目のoにかかるkを強調してわかりやすくしていました。

🍭破れたデニムはハートで🍭🎲コーデ
🍭変えちゃお 天命すら日々微🍭🎲調整!

まずライムの続きですが、「コーデ」のkが入る(k)oueで1-2小節目との繋がりを明確にしたうえで、「調整」のoueで締めています。
次に内容ですが、「破れたデニム」はぼろぼろな乱数自身を指しており、そこにデザイナーとしての己を交えた表現(もしかするとハート=人の心/信じること みたいな形で、ぽっせという仲間を示しているかも)で舗装している現状を示し、最後に乱数の死という宿命(天命)から絶対に逃れてやるという決意を4小節目で歌います。これはヒプノシスマイク大好きな我々への特攻では?強い。その天命絶対に覆してやりたい。覆ってくれ頼む。。。
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寂雷
💉怒りが汚した光と影が
君の嘆きを見逃しかけた
荒れ狂う海から掬い上げ救う
🐺『シンジュク:痛み打ち克つGroup』

さて、ここまで3番手2番手とお互いを挑発し合い一歩も引かずに向かい合うバトルを繰り広げてきましたが、1番手のリーダー同士はちょっと違いました。
勿論バトルではあるのですが、先生を明確に拒絶したうえで今を変えようと自分を叫んだ乱数に対して、先生は過去を乗り越えて乱数を救う決意を叫びます。どっちも「変化」ではあるんだけどこの微妙なニュアンスの違い伝わってくれ・・・!

💉怒りが汚した光と影が
君の嘆きを見逃しかけた

まず1-2小節、乱数がから入ったのに対して、先生は過去から入りました。
先生と乱数の関係は、元ぽっせであり被害者と加害者の関係でもあります。

※ 以下特に重大なネタバレのため知ってる人のみ開くの推奨(カーソル押せば開きます。)

TOMOSHIBI語りした時にも書いた気もしますが、寂雷先生と乱数は元ぽっせであり、寂雷先生は乱数に対して深い親愛の情を感じていたように見受けられます。また、乱数が何かを隠していることにも気づいていながら、相手が嫌がる領分に無理に入ろうとせず、それでもいつでも力になるとは伝えるような思いやりもしていました。この辺りの接し方は過去の獄との経験がベースになっている気がします。常に思いやっては捨てられてる先生が辛すぎる。。。
しかし、勘違いしないでほしいのですが、乱数は乱数でやむを得ない事情があったうえで、かつ乱数本人がやったわけではないです。TOMOSHIBIでも書きましたが筆者は乱数大好きなので、、、乱数の裏切りによって衢(よつつじ)くんは昏睡状態になり、The Dirty Dawgは解散することとなりました。

そんな、信じる者に裏切られた衝撃は計り知れず、寂雷先生の感情は怒りと悲しみで塗りつぶされたのでしょう。この辺りは、いま(正確には1st D.R.Bが終わるくらいまで)の乱数に対する寂雷先生の余りにも人間味のある敵意の対応からも見受けられます。
そしてその結果、もともと持っていた乱数に対する心配。表情や行動から漠然と感じていたサインを見逃すことになったのです。
※ 漫画の先生のセリフ抜粋 「彼が時折見せる表情が気になってね……」
「普段の行動も、本来の自分を覆い隠しているような気がしてならない……」
「もし我々には言えないような事情があるとしても 寄り添えるような関係になれれば…」
(🍭が取り乱した後)「少しだけ素の君を垣間見れた気がして嬉しく思うよ」(後に🍭はこのシーンを回想する)

長くなりましたが、この過去前半の1-2小節で表していました。TOMOSHIBIオタクは先生の過去について考えると感情が暴走してしまうので許してください。

荒れ狂う海から掬い上げ救う
🐺『シンジュク:痛み打ち克つGroup』

内容の重要度が高すぎるので技術については後回しにして後半3小節目、1-2小節で述べた過去の後悔、自分の感情をも飲み込み、スーパーマンになると決めた(※ ドラパ/Light & Shadow参照)先生は、過去寂雷先生の救いの手から逃してしまった金魚を絶対に救って見せると決意を唄います。
そして今のチーム麻天狼は、先生同様各々が痛みを持っていてかつそれに向き合い打ち克とうと藻掻くメンバーであり、かつ先生に賛同してともに救いの道に進もうとする同士である為、バースの終わりを1人称ではなくシンジュクとして、3人で声を揃えて歌って締めました。泣きました。いやむり

う、もう技術いらんか?いらんやろ。。でも他の全バースで書いてきたし技術的にも感動したから、、、余韻に浸ってたいけど一応書きます。。。おなかいっぱいの人はここで本ブログそっ閉じしてください。。。ライムについては前半が「光と影が」「見逃しかけた」の完踏みではないですが母音の種類は完全一致の語感7文字踏み。後半は「掬(すく)い上げ救う」「打ち克つGroup」の1文字違い7文字踏みと超ド級のパンチ。
また「光と影」のワードはナゴヤ戦の「Light & Shadow」と、「掬い上げ」は「TOMOSHIBI」の「金魚すくい」ともかかっていて正直リリックの中身の厚みにサンプリングにライムと全てが重いバースでした。
あとですね。。。あの、このバースを通して腕を振るわせながら歌うのダメじゃないですか・・・?純粋に年齢のせいとも捉えられるかもしれませんがそんな表現されたらもうこっちの感情持たないですって。。。はぁ。爆発。
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というわけでBattle2の吐き出しおしまいです。
いや本当はもっと筆者が受けた感情とかも語りたいのですがもうそこまで行くとただの呪文になるので控えめに。。。
このBattle2はBattle1と比べてハモリなども比較的多かったのですが、シブヤの小まめに力を合わせるスタイルと、シンジュクの決めるところで決めに行くスタイルなどここでも微妙な違いが出てて、そういった面でも面白かったです。
最高のバトルをありがとうございました。
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再度hookが入りますが、ここはもう話しているので割愛します。
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battle 3

最後は先攻ブクロ、後攻シブヤのバトルです。
このバトルはbattle1同様初のカードなので、お互いどういったぶつかり合いをするのかとても楽しみでした。やっぱり何事も初めてっていいですよね。心躍ります。
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三郎
3️⃣CPU燃えるまで加速しとこうと思う
未証明の命題、解こうと思う
韻がない世界はモノクローム
多くの苦悩を経て届くNotes

まずは三郎、「僕はまだまだ先に行く」といった前進の決意が込められたバースでした。

3️⃣CPU燃えるまで加速しとこうと思う
未証明の命題、解こうと思う

父親の問題や兄弟の問題、前回負けたことから起因した自分自身の問題など、多くの問題に対して、真正面から向き合うことを吐き出したこのバース。こういった問題(未証明の命題)に対して、(CPUが燃えることなんてまぁ無いのですが、)全力を尽くして向き合い、前に進むことの表現から入ります。

韻がない世界はモノクローム
多くの苦悩を経て届くNotes

韻は解に繋がると暗示し、解いてない問題があり悩みに沈むうちは世界は色あせているが、これら問題を乗り越えた先はきっと世界が色づくと信じて叫んだ3-4小節。青くてえもい。えもすぎるバース。なんか筆が乗ってきて段々丁寧な表現をやめてポエミーになって来てる気がする。誤字脱字の確認するときに悶えそうで怖い。。

韻はバースを通して小節末で踏んでおり、「加速しとこうと思う」「解こうと思う」「モノクローム」「届くNotes」の語感7文字踏み。強い
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帝統
🎲あると思うのかよ🎲📖必勝法?
🎲ボードゲームや賭博と🎲📖(🍭)一緒よ
🎲いいか? 全額出して
📖「天が下した」
🎲お膳立て 茶化すんが 🎲📖「一生よ!」

対して帝統はCPUを題材にリリックを投げられたので、それに準ずる白黒つけたがるその性質に対して槍を投げつけ、俺の生き方の方が断然いいと返します。

🎲あると思うのかよ🎲📖必勝法?
🎲ボードゲームや賭博と🎲📖(🍭)一緒よ

CPUは基本的に入力された内容に対して確実な正解を導き出す道具です。ランダム変数いれればいいじゃんみたいな軽口いりません。そういう話じゃねぇ!ですが、人生における問題はそういうものじゃねぇということを、「必勝法はねぇぞ」と投げかけたうえで、「ボードゲームも賭博」もそうだが、解がないほうが楽しいだろと投げつけます。

🎲いいか? 全額出して
📖「天が下した」
🎲お膳立て 茶化すんが 🎲📖「一生よ!」

その上で、「全額出して」で全力を出してるのは俺も一緒だが、解に繋がるような人生のレール(お膳立て)など踏み外して生きた方が楽しいだろ!と返します。うーーーん帝統らしい、痺れるバース。
ライムは1-2小節で繋げた「必勝法」「一緒よ」を最後の「一生よ!」に再度持ってくる丁寧な締め方に、間の繋ぎとして「全額出して」と「天が下した」を用いる小技が光る綺麗なラップです。
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二郎
2️⃣I wanna say I told y'all だから再登場
今日は大統領 スピーチも最強、二郎
アンサンブル、阿吽の境地の2️⃣3️⃣「二重螺旋がユニゾンする包囲網」

まって二郎が英語!?!?!?の初回インパクトが強過ぎたラップ。
しかも表現が火力まし二郎とえも二郎のフュージョンでした最高!

2️⃣I wanna say I told y'all だから再登場
今日は大統領 スピーチも最強、二郎

三郎に対する帝統のバースに更に返して、「言いたいことがあるから俺が出てきたぜ」と伝え、「俺は強い」を(若干頭の悪くてそこが好き )勢いのある表現で伝えた1-2小節。
これを「told y'all」「再登場」「大統領」「最強(、二)郎」の2小節で4つ踏む構成で殴りつけてきます。

アンサンブル、阿吽の境地の2️⃣3️⃣「二重螺旋がユニゾンする包囲網」

そして、俺は強いんだ。だけ留まらず、俺等は強いんだと表すため、三郎と併せたバースを話って締める最後の小節。二人で合わせることをクラシックサンプリングの曲を用いる三郎への敬意を詰めた「アンサンブル」と表現した後に、結束の固さ(息の合いよう)を「阿吽の境地」とまで断言し、最後に、ヒプマイ原点でもある「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」での二郎の「遺伝子」の下りを彷彿させる1小節で締めた、ブクロの「家族」という唯一無二の武器を前面に出したバースでした。最高。
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幻太郎
📖嫌いじゃない、その📖(🍭)兄弟愛
だが所詮は正常性📖🎲(🍭)バイアス
心の絡繰(からく)りに📖🎲不案内
📖なら焼かれるぞ その記憶📖🎲媒体

それに対して幻太郎は、そのスタンスは認めたうえで、それは危ういと投げかけました。

📖嫌いじゃない、その📖(🍭)兄弟愛
だが所詮は正常性📖🎲(🍭)バイアス

まず1小節目は二人のありようを(ふわっと)認め、好きですよと寄り添います。このふわっと認めるのは幻太郎が良くやる手法ですね。(「ま、嘘ですけどね」のスタイル。)
しかし、2小節目に速攻で「それは違うよ」のスタイルで、あなた達の最強は思い込み(「正常性バイアス」)じゃないかと問います。

心の絡繰(からく)りに📖🎲不案内
📖なら焼かれるぞ その記憶📖🎲媒体

3小節目も2小節目と同じく現状を正しく認識しなと注意喚起を呼びかけ、最後の4小節目ではこのままではだめになると、三郎得意のPCからも来る用語「記憶媒体」に例えて投げかけます。

この最初の兄弟愛を認めるスタンスは、ふわっとしたものに見せて、実は見せない本心でもあるのではと思っています。幻太郎ってそういうやつなので。何故なら(詳しいことは省くしまだ出てない部分もあるのでかけないことも多いのですが、)彼には実際に兄弟がいますし、慕っていたからです。また、そこから事件も起こっているので、経験からくる同意と心配をバトルという皮に隠し、注意喚起も兼ねたバースを吐いたのではないかと思っています。
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一郎
1️⃣誰もが世界の主人公
まだ未読の小節(ノベル)も無尽蔵
だが俺から見える全てをキチンと
威信かけてケリつけ踏む🦉韻を

とうとう「SHOWDOWN」を通して最後となる2(1×1)バースですね。
まずは一郎からです。

1️⃣誰もが世界の主人公
まだ未読の小節(ノベル)も無尽蔵

まずオタク目線なんですけど、一郎から言われる「誰もが世界の主人公」の破壊力えぐくないですか?この瞬間世界には自分と一郎しかいなくなりましたもん。話の繋がりとか吹っ飛んだ。ビート(メロディ)もずるいんだよ合いすぎ。
一郎は自分は自分であること、また進む道もその人次第だし無限大であることを、好きなライトノベルを交えて伝えます。

だが俺から見える全てをキチンと
威信かけてケリつけ踏む🦉韻を

そのうえで、自分に直面した問題は自分自身で対処する。まずはこの勝負、絶対に勝って見せる。という意思をリリックに込めてバースを吐きます。徹頭徹尾自分を信じた内容で、ライムもそれに見合った小節末統一の踏み方(「主人公」「無尽蔵」「キチンと」「韻を」)で、誰もがと言われた後に言うのは何ですが、やっぱりお前が主人公!と言いたくなるような正直なバースでした。あっつい
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乱数
🍭賽子(ダイス)に施す🍭(🎲)乱数調整
🍭夢の中にまで見た🍭(📖🎲)この勝勢
🍭後世に残る名は他にないね?
🎨『永遠(とわ)に語り継げFling Posse』

そして最後、乱数のバース。
を諦めなくなった乱数は未来を見据えるようになり、バースを吐きました。泣いた。

🍭賽子(ダイス)に施す🍭(🎲)乱数調整
🍭夢の中にまで見た🍭(📖🎲)この勝勢

まずは言葉遊びを兼ねた前半2小節。ぽっせの仲間である2人と乱数自身を「賽子」と「乱数(らんすう)」「夢」の2つに込めて、バースを吐きます。また、与えられた賽子を使うのではなく自分で手を入れてでも未来を掴もうとする乱数のへの羨望・執着が表されています。本当に嬉しい。

🍭後世に残る名は他にないね?
🎨『永遠(とわ)に語り継げFling Posse』

そして未来を諦めなくなった乱数は、この先を見続け、刹那の友であったはずのFling Posse永遠の友にしようと、この先の物語も作っていくし語り継いでいけと吐き出しました。こんなの我々にクリティカルに決まってるじゃん。最高。。。
気持ちがメインであることを強調するかのようにラップスキル的部分は控えめで、「調整」と「勝勢」。語尾のeを強調した「ない?」を挟んで「Fling Posse」で踏んでいます。今更かもですしわかってるよ!と言われるかもですが一応、言葉遊びや表現なども本当はラップ的スキルなのですが、わかりやすくするためにライムや特徴的なフロウだけをスキルとしてこの文字起こしでは記してます。
また、特に3小節目辺りからの力を入れて歪めた表情や、最後の最後にかかげたぽっせのポーズなどあつすぎました。感情揺さぶられた。
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というわけでブクロ対シブヤでした。お互いの生き方を示したうえでの真っ向からのぶつかり合い最高でしたね。Battle2に引き続き、併せの要素も増えててとてもよかったです。
また、以上で3つのバトルが終了となりました。2万文字超えてる。。。
最後の最後にhook+αのαについてちょっとだけ吐かせてもらって締めます。
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Last hook+α
<hook>
表現していく存在を 他の誰でもなく
証明していく勝敗を 決戦のShow Timeを

声が音が共鳴して シーソーゲームのLive
成功も失望も肯定して 進行形のLife

参加した9名の想いが声や音に乗っかり、互いに正面からぶつかり拮抗したこのバトル。
また、今までの成功は自信に変え、自分への失望(成功と失敗にしないのがえもい)は乗り越えて先に進もうとする9人の意志。これらをここまで的確に表現できます?っていうラストでした。
いや本当にこの決勝戦ベストバウトでしょ。ヒプマイ史というかHipHop史に残る名勝負でした。
そして繰り返しますがまじで唄としての完成度が高すぎる無限に聴いてられるじゃんここ。本当にかかわった全員が天才すぎて、、、神の作品か?
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おわりに

吐き出しましたありがとうございます~~~~~!
いやもう吐き出したくて仕方なくて仕方なかった!!
まあ人に見せる前提で書いてるんだけど、バトル曲って荒れそうだから(とりあえずすぐには)公開する気ないんだけどね!心の読者さん読んでくれてありがとう!!!
途中ちょいちょい落ち着いたりぽえみーになったりしたのは体が限界迎えて寝落ちたのと、間に合わずDay 2挟んでしまったことが原因です。備忘!まあでも感想はDay 2挟まず書けたと思うし満足かな!
Day2も話したい事いっぱいあったしDay1も冒頭に(多分)書いた通り他にも話したいことは沢山あるので、筆者のリアルフレンドの皆は付き合ってくれな!(見てるかもわかんないのに私信ごめんなさい)

さて、まとめに入ります。
ブログも5作目?だし感情を吐き出したのも初回ではないので、少しは読者を意識できたかな?とも思う反面、やっぱり書きたいことを書いたらまとまらなかった部分や、逆にちょっと意識しすぎてもうちょい感情を表に出せた部分もあったと思う(どうせいつか見返してこう言った感想がでてくる。あとポエミーなこと書いてたら悶絶する。)のですが、まぁDay1を初めて見た時の気持ちを残したままかけるのは今だけなので、アウトプットしておけてよかったなと思います。こんな筆者の記憶の保管庫に足を運んで、この最後のセンテンスまで読んでくれている方は恐らく仏かなにかかなと。本当にお付き合いいただきありがとうございます。
いつも通り、誤字脱字の指摘は勿論。「私はこう感じました!」「ここでこういった技術が!」「ここってもしかしてこれだったりしません!?どう思います!?」みたいな感想はもう大歓迎なのでちょっとでも何かあったら是非投げつけてください。喜んでいただきます。
また、筆者同様にこの曲に感動した方は、この曲を作れたのもLiveを出来たのもヒプノシスマイクというコンテンツの発展あってこそだと思うので、少しでも寄与出来るようグッズの購入などでお賽銭投げつけましょう。具体的にはCDを買ってない人は買ってくれですし、Liveが円盤化した際には買ってください!!それで舞台や衣装が豪華になります!そしてLive会場も広くなります!!(コロナが収まってる前提で)次こそ現地で観たいのでどうぞよろしくお願いします!!(最後に台無しにするな。こらそこ、もともと台無しだったとか言わない。)

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以上!最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!!!