かもめのヒプマイブログ

ヒプマイについて吐き出したくなったとき用にする予定 ブログ開設日:2021.02.20

TOMOSHIBIの歌詞と感想つらつら、、、

曲情報/歌詞

「TOMOSHIBI」
麻天狼(CV. 速水奨木島隆一伊東健人)
作詞:GADORO 作曲・編曲:DJ LRUSH

<hook>
🐺困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

💉たとえ私の足元が掬われても全ての人を救いたい
この願い 得体のしれないモノに蝕まれるような真似はさせない
失ったモノを数えるのは止めた 残された苦悩と戦うためだ
闇に隠れた筋書きの脱字 探し回る私という作品
👔「狂い咲き奮い立つミュージカルを作り出す先生の存在が何よりの薬だ」
💉私は 私自身を従える 大丈夫さ私には2人がいる
真っ直ぐに ただ真っ直ぐに 向かう迷宮壁からの脱出口
皆を助ける届け日本中に 2度と破れない金魚すくい

<hook>
🐺困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

🥂俺は木綿豆腐のメンタルの恐怖症 だがスーツを纏えばそれも当然卒業
理解したいあなたの表現方法 余計今日もくすぐる母性本能
ぼぉーと立って どんと座って 情緒不安定な時も
そっぽ向かないで 言葉で証拠掴んでく
だが寒い日だろうと今はまだ貸せない いずれこのスーツそっと君にかけたい
元々が特別なオンリーワン そんなセリフ吐いた暁には終わりだ
先生に独歩この2人共に向かう
💉「今手をかける冷え切った扉」
🥂仲間で語り合って支えやってきたのさ
腹割って 殻割って 戦って撒き散らすフロー
ひたすらにただ耕す 不可能という土に花を咲かす

<hook>
🐺困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

👔会社の手となり足となり 首にだけはならねえように倍の倍
あの頃は なんで俺だけって実は分かってる癖に捻くれてたよな
残業の夜景 月夜にも消灯 感情を叫ぶ 中心都市TOKYO
口よりも行動 勇気を振り絞る
🥂「心配ない俺達<おれら>が後ろにいるよ」
👔上司共調子どう!企画書を用意しよう 媚び売りとは決して違う渾身のヨイショ
つり革を掴む手でマイク掴み歌うぜ 定時内に終わらせれば未来も外も暗くねぇ
裏付ける ヴァースこれに答えしかねえ いずれ濡らす枕涙よりもヨダレに変える
自分に敗北を喫して誰に勝てる 種しかけ なんていらねえよ派手にやれ

💉聴診器に加え「マイクロフォン」このコードを伝って吐く「ライムとフロー」
🥂いくらでも持ってこいよ「アイスショット」ただ自分には酔わず君を「愛すこと」
👔電車乗り会社に「今行くとこ」満員で揺れる毎日は「LIVEのよう」
🐺後ろに逃げていては「ないTomorrow」互い決意の朝に向かう「Life goes on」

<hook>
🐺困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

🐺この3人で勝利を掴むから この先もひたすらに歌うただ
1人でもかけちゃ開かぬ扉どきなそう今動き出す時だ
胡坐をかく暇もないから ただ月光に手を伸ばす絶えまなく
この道しるべは終わらないと

.
.
.

ひとりごと

はじめに

ヒプノシスマイク2ndD.R.B 2nd Battleおつかれさまでした、、、
はぁ~~~~~~~~~~~最高のLiveだったなぁ。
圧倒的王者の貫禄を見せたシンジュクに、挑戦者ながら見劣りしないハイクオリティのパフォーマンスを披露したナゴヤ、素晴らしい組み合わせの対戦でした。
個人的に、シンジュクの相手がナゴヤ以外でしたら前回優勝ディビジョンに挑む挑戦者という構図がこれほど強調された形にはならなかったと思ってますし、お互いの価値観が違うディビジョン同士だからこそお互いの良さが際立ったと感じたので、この対戦カードでよかったなぁと思ってます。

や、本当に良かった、、、
執筆している本日2/20時点で筆者は全編通し観戦を2周最終的に4周していて、曲単体だと平均10周以上は観て聴いていますが全く飽きない。というか見るたびに違う発見があって心が。。前回を踏まえると円盤発売半年後くらい?むり。。。。でも楽しみ
と、ようやくポジティブ(?)にかみ砕けるようになりました。TOMOSHIBIがえぐすぎて
TOMOSHIBI、オカシイ。。ムリ。。。
気づけば冗談抜きで50回以上TOMOSHIBI観てましたし100回(下手すれば200回)上聴いてましたね。何この曲?(カウントなんてしてないので時間からの逆算ですが、毎日4:00前後に寝て朝8:30から仕事生活をこの一週間していたの意味がわからない。。)
ヒプマイへっずの皆様(特に新士宿女の皆様)はTOMOSHIBIどのくらい喰らったんでしょうか、、、気になる、、、

とにかく、思ったことを吐き出したくてブログまで開設してみたので、つらつら文字起こししていきます。
※ 筆者の超個人的な想いなので、解釈とかそういう御大層なものではないです。
しかも歌い方やラップ的興奮について、歌詞の私的感想についてと書きたいことをごちゃまぜに書き起こしていきます。
2021.03.09追記:ラップ的解釈は別の記事に書き起こしましたのでもしよければ此方をどうぞ。(本記事に書いてない部分まで細かく書きました。)
.
.
.

感じたこと、読み解いたことをつらつらと

TOMOSHIBIは流れが非常に大切だと思っているので曲の頭から語っていくことにします。
まず冒頭のhookからですね。
.
.

hook
<hook>
🐺困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

もう最高。辺り一面暗い海、その中で明るく輝く漁火と今にも消えそうな無数の灯火。情景が物凄く浮かぶhookですよね。。
筆者はこのhookをシンジュクが悩める民を救うという内容だと感じています。(但し、表と裏の意味があり、後半では解釈が変わります。変わるというか増えます。)

困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ

まず、ラップにおけるフローについてですが、フローとは言葉(リリック)だけでは表現しきれないことを(抑揚などで)表現するための技術だと考えています。
この考えを前提にして最初の2小節(困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる)を聴くと、人が抱える言葉では表せないどうにもならない想い、苦しみを、フローという形に変えることでどうにかするというように聞こえます。
次に3-4小節目(シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ)、まず漁火とは魚を集めるために炊く火のことです。その漁火が解き放つ。それも3回も繰り返すほど解き放つことに強い意志を感じる。
では解き放つ対象とはなに?勿論その前の小節で言っていたどうにもならない想いでしょ。
ということで、筆者はこの4小節から

胸に秘めたやりきれない想い、言葉に表せない苦しみ、そういったモノに縛られている者を私たちは解放したい。

というシンジュクの強い想いを感じました。
.

僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

となると、僅かな灯火とはそのどうにもならない想いのなかにある解決したい気持ちや、解決も考えられないほど追い詰められている者に残っている生きたいという意思命の灯火のことで、少しでもその灯火があるなら、燃やせ、逃げたくなっても前に逃げろ(目の前に漁火というシンジュクの光があるから)、私たちがフロウにかえて吐き出してやる(行き場のない感情を解き放ってみせる)。ラップで世界を変えるのがヒプノシスマイクの世界なので
そんなふうに、もう自分ではどうにもならないと思っている人々を救うという強い意志を感じました。
因みに、解決したい気持ちや生きたいという意思などが灯火という解釈なので、それが既に燃え盛っている人は対象ではないと思います。
特に演出で暗い海を表現していると思っていて、どうにもならない人がいる闇の中という部分が強調されていると思いました

この後半の解釈を前半に加えると、筆者はhookで

胸に秘めたやりきれない想い、言葉に表せない苦しみ、そういったモノを抱えていて、どうにもならなくなった時には諦めたりんだりしないで前に逃げてくれ。その先にいる私たちがその苦しみから救ってみせるから。

とシンジュクが伝えようとしているのではないかと感じました。

以上、解釈をざっくりまとめると

どうにもならないほど追い詰められたモノの行き場(漁火)がシンジュク
どうにもならない想いをフロウに変えて解き放つ(救う)のがシンジュク

ってことです。

解釈を語りすぎたのですが演出についてもさらっと、
曲の始まりで一面真っ暗になってから速水さん(そのあとにシンジュク全体)が光ります。えもい
このことから、筆者は漁火がシンジュクだと確信( )しています。
このとき、周囲に小さなライトも無数にあって、これは救いを求めるモノの灯火だと思っています。
漁火≠灯火 と言っているわけではないです。灯火は色々な使われ方をしています。
また、これはTwitterでみた意見で全文だと解釈が私と違ったので抜粋かつ概要なのですが、「これが生ライブで現地に観客がいたら、hookの振りに合わせて観客も指をふり、その手にはめているリングライトが灯火に見えるのでは」と言っている方がいました。
観客も一体になれるライブとかもう最高なので6thか7thでは現地参戦したいですね。
おいおい、ひとりごとセクション始めてからだけで千の位に2が表示されてるんだけど大丈夫なのか?最初の独り言が長かっただけかな。。。
.
.
次は先生のバース。これがもう本当に無理でした。もうほんと、無理。無理。。(語彙力

寂雷バース
💉たとえ私の足元が掬われても全ての人を救いたい
この願い 得体のしれないモノに蝕まれるような真似はさせない
失ったモノを数えるのは止めた 残された苦悩と戦うためだ
闇に隠れた筋書きの脱字 探し回る私という作品
👔「狂い咲き奮い立つミュージカルを作り出す先生の存在が何よりの薬だ」
💉私は 私自身を従える 大丈夫さ私には2人がいる
真っ直ぐに ただ真っ直ぐに 向かう迷宮壁からの脱出口
皆を助ける届け日本中に 2度と破れない金魚すくい

まずそもそも歌い方と演出が最高。hookもそうでしたがこの暗いステージとシンジュク(特に寂雷先生)の相性が抜群ですし、不定期に光の強さが変わるライトが、TOMOSHIBIのイメージの補強や揺れ動く心情を表現してくれるので、観ている者(筆者)の感情に訴えてくるんですよね。ずるい。

でもってリリックがまーーーーじで無理。
表面では救うという思いに信念をかけて貫いている一方で、実際は悩み苦しんでいるっていう寂雷先生の苦しみを、暗喩とかではなく表に出しちゃ反則でしょう。。。
しかも、苦しんだうえで前に進もうとする意志までみせられたらもう。。。

たとえ私の足元が掬われても全ての人を救いたい
この願い 得体のしれないモノに蝕まれるような真似はさせない

足元を掬うというのは、相手の隙を見つけて失敗させようとすることですよね。
では寂雷先生の隙って何かをちょっと考えてみたんですけど、やっぱり先生の信念のことかなって。
人を救うという信念は少し見る角度を変えるだけで一方的な思想/理想にも見えるので、「高慢」「偽善」といった否定の言葉を簡単にぶつけられるんだと思います。だからこそ沢山そういう悪意を向けられたと思うんですよね。(某完甘<ししかい>の例を思い浮かべながらこれは悪意の理由が違うか...え、悪意の母数更に増えちゃったマジか)
そういった悪意が足元を掬うように絡んできても、それでも「全ての人を救いたい」という自分の信念の邪魔はさせない。そう自分に言い聞かせているように聴こえました。

失ったモノを数えるのは止めた 残された苦悩と戦うためだ

過去の話になりますが、先生は戦場で医療行為に従事していました。
戦場という特殊な状況下では、一般的な病院勤務よりさらに多くの救えない人が出てくると思っています。
さらにいうと、その人ひとりに全力を費やせば救えるが状況故(他の誰かを救うため)に切り捨てざるを得なかった人が、いくら先生が凄くても出てきたんじゃないかと思ってます。妄想です。
そんな、救えなかった人を今までは数えており、これらの救えなかった人への懺悔・後悔も、先の4小節で話した悪意などと一緒に先生を苦しめていたと思うんです。
ですが、それをただ覚えているだけでは立てなくなってしまう。だからこそただ失ったモノを数えるのではなく、苦しみにも真っ向から立ち向かうという意思を感じました。

闇に隠れた筋書きの脱字 探し回る私という作品

前半最後の締め。正直ワードチョイスが天才過ぎてもう考えるとか無粋じゃないかと、、、GADOROさん本当にすごい。凄すぎて怖い。
無粋ですが残念なことにこれは文字起こしのブログなので、、、

多くの苦悩で目の前が闇に染まり、闇の中には自分でも見えていない範囲での間違いもある。(迷宮壁)
そんな中でもすべての人を救う救世主のようにあろうと藻掻いている自分を(自嘲するように)作品と表現している。

そんな、前半6/8小節を纏める2小節だと思います。つらい。。。
.
.

「狂い咲き奮い立つミュージカルを作り出す先生の存在が何よりの薬だ」

ここで独歩が2小節、先生に語りかけます。

先生の存在が何よりの薬だ

これは、今までの先生と独歩の関係性同様で、「あなたの存在が僕の支えです。」と一見頼っているようにも見えます。
ですが、それだけじゃないと思うんです。
自分のことを作品と表現して自嘲した先生に対して、

狂い咲き奮い立つミュージカルを作り出す先生の存在が何よりの薬だ

ミュージカルにかかるのか先生にかかるのか悩みましたが、両方感じたことなので両方で、前半の苦悩を踏まえたうえで狂いながらも咲き誇り、自分を奮い立たせている先生。という意味と、
狂った先で奮い立つ。救われず狂った者が、狂った先で救われて奮い立つ(復帰する)ミュージカル。そんな作品を作り上げている先生。貴方の生き方に僕たちは救われています。あなたの生き方は間違っていないんです。正しいんですよ。そういった励ましにも捉えられます。あぁ、シンジュク、、、
そしてここはラップとしても聴き心地がめちゃよくて、たったの2小節で「狂い咲き」「奮い立つ」「ミュージカル」「作り出す」「薬だ」の5つのuuiaの韻を踏んで意味を通してるんです。意味わからん。やば

私は 私自身を従える 大丈夫さ私には2人がいる
真っ直ぐに ただ真っ直ぐに 向かう迷宮壁からの脱出口

ここがもうほんと無理です。。1小節目(私は私自身を従える)。どんなに辛かろうとあくまで救世主のような存在を貫くという強い意思。
2小節目(大丈夫さ私には2人がいる)。そんな中でも私が私でいられるのはシンジュクの2人がいるからだ。はぁ無理
Liveだとここで先生が二人の方を少し向くんです。やばい。そして2人も少しだけ先生を見てるんです。はぁ
そこから、3小節目の(真っ直ぐに)ですぐに前を向くから、2人が先生の方を向いてるのは本当に少しだけ。それがまた。心配の一方で先生に対する信頼や、先生の道を共に歩もうという想いが感じ取れて、あぁ、、
真っ直ぐに ただ真っ直ぐにの言葉のくり返しとただという言葉から、迷わず突き進もうという自分に言い聞かせる様が見えて、
そこからのシンジュクの2人が「迷宮壁からの脱出口」。ですよ。。ソロ曲とも繋がってるんですよね。。。無理。GADOROさんんん許さん(すき

皆を助ける届け日本中に 2度と破れない金魚すくい

そして最終的に皆を助けるここに戻ってあくまで救いの道を貫く。苦しい道なのに、、うっ
締めが二度と破れない金魚すくい二度となんです。つまり一度破れた(敗れた)ってこと。だれ?衢<よつつじ>くんも考えたけど、、、 hookでシンジュクのことを、救いを求める魚を集める漁火と表現しているから、金魚は救いが必要だけど救えなかった存在。
救いが必要な人。。?悩んでいることはないか気にしてた相手ってだれだ??一人しかいなくない???
悩んでいること、隠していることの存在に気づいていて、それでいて無理に詮索するのは嫌がるようだから踏み込まず、いつでも力に乗りますと言っていた相手がいたよね???

※ 漫画の先生のセリフ抜粋

「彼が時折見せる表情が気になってね……」
「普段の行動も、本来の自分を覆い隠しているような気がしてならない……」
「もし我々には言えないような事情があるとしても 寄り添えるような関係になれれば…」
(🍭が取り乱した後)「少しだけ素の君を垣間見れた気がして嬉しく思うよ」(後に🍭はこのシーンを回想する)

この金魚を救えなかった後悔が先生の胸に今なお巣食ってるし、そのうえで二度と同じことは繰り返さない。もしくは二度目こそは救い上げるという意思をみせて先生はバースを〆る。はぁ、、、
※ 因みに筆者は🍭に対しての怒りはない(🍭には🍭の状況があったことを知っている)ので曲解せぬようお願いします。中王区お前らは許さん

※ 漫画の先生のセリフ抜粋(おまけ)

「ねえ寂雷 ボクたちのラップで世界をも~っと面白くしようね!」
「ええ飴村くんとならできそうな気がします」

hook(2度目)
<hook>
困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

自分の苦悩を吐き出した決意を新たにしたここでhook
ここからは同様に3人それぞれが自分の葛藤とかを語るバースの後に毎回hookが入るのですが、そうすることでhookの意味が膨らんで裏の内容が出てきて、対象がシンジュクの3人に変わっていく(そういう意味も含んでいく)ように感じます。
ざっくりいうと、
シンジュクが人々を救うバースからシンジュクがシンジュクを救うバースに変わり、
自分の中の想いの火は絶やさない。辛くても前に逃げる。そうすれば言葉が仲間と揃う。そうして私たちシンジュクはそれをリリックとして叶える。
みたいな話になるのかなと。
シンジュクが救う対象の灯火に加え、自分たちの灯火という意味がhookに加わってくる感じです。
一二三、独歩のバースのあとのhookは省略します。
.
.
正直息切れしてきてるというか、ここまででもう苦しくなってるのでこの先の感想の解像度は気持ち薄まるのですが、続いて一二三のバースです。
筆者は先生推しではなく、むしろ今まではここまでの強い感情を抱いていなかったのになぜこうなった。。。

一二三バース
🥂俺は木綿豆腐のメンタルの恐怖症 だがスーツを纏えばそれも当然卒業
理解したいあなたの表現方法 余計今日もくすぐる母性本能
ぼぉーと立って どんと座って 情緒不安定な時も
そっぽ向かないで 言葉で証拠掴んでく
だが寒い日だろうと今はまだ貸せない いずれこのスーツそっと君にかけたい
元々が特別なオンリーワン そんなセリフ吐いた暁には終わりだ
先生に独歩この2人共に向かう
💉「今手をかける冷え切った扉」
🥂仲間で語り合って支えやってきたのさ
腹割って 殻割って 戦って撒き散らすフロー
ひたすらにただ耕す 不可能という土に花を咲かす

まず冒頭の4小節

俺は木綿豆腐のメンタルの恐怖症 だがスーツを纏えばそれも当然卒業
理解したいあなたの表現方法 余計今日もくすぐる母性本能

先生バースでは気持ちが強まりすぎてラップの部分が疎かになっていたのでまずは軽くラップ的要素から、
「恐怖」「当然卒業」「表現方法」「余計今日も」「母性本能」の語感踏み(しいて言うならou,ouo)の乱打。
もっと言うと1小節目は、「木綿腐」「恐怖」のouの部分にアクセントを置いてすっと頭に入ってくるようにしています。多分
到底思いつかないような言葉で踏んでいくワードチョイスが天才(二度目)的すぎて参りました。って感じです。聴いていて気持ちいい。
4小節の各小節の締めできっちり踏んでいて、かつ4小節目では頭でも踏むことで、余計頭に残るバースになっているように思えます。

次に解釈、、、なのですが、ここはずっと混乱していて考えがあっちにいったりこっちにいったりしています。
まるで迷宮壁のようです。。。(気軽に迷宮壁とか言うな消滅させるぞ
その結果、一番あり得ないようで一番頭から離れずこびり付いている考えがあるのでそれをかくことにします。

俺は木綿豆腐のメンタルの恐怖症 だがスーツを纏えばそれも当然卒業

まずは2小節。ここはシンプルに女性恐怖症の一二三のことですね。
ガラスのハートではなく木綿豆腐っていう表現が好きです。すき。
2021.02.26追記:木綿と絹があるなかで、なんであえて木綿豆腐なのかなって思っ、て、、調べてしまった、、、木綿豆腐って絹豆腐とは違って一度くずしてからまた固めるんですね、、一度くずされてまた固められたメンタルなんですね、、、あぁ、、
また、スーツを纏えば当然卒業とイコールで繋がるこの世で唯一の存在が一二三だと思うので、この表現も大好きです。結局全部好き

理解したいあなたの表現方法 余計今日もくすぐる母性本能

ここのあなたが誰なのかという問題なのですが、、、

筆者は100周(大げさ)まわったうえで、仄仄さんだと考えています。 ご存じでない方はドラパやオフィシャルファンブックを是非。理由はネタバレになるので隠します。 まず余計今日もくすぐる母性本能に関してですが、筆者が母性本能という言葉単体で一番思い浮かぶのは赤ちゃんなので、その連想から弱い者を表してるのかな。木綿豆腐のメンタルの一二三かな。とも思ったのですが、、、
一人称がスーツ一二三だと仮定したとき、彼は全ての女性に対して愛を与える者なので、愛を捧げる相手という類似点から赤ちゃん=女性と想起して、相手は女性なのかなと考えました。
そうすると、理解したいあなたの表現方法のあなたは、一二三が理解できないかつ理解したい女性。
そうなると、ドラパでその旨の発言をしていた仄仄さんかなと考えた次第です。
その他妄想に妄想を重ねた理由もあるのですが、冗談抜きで妄想なので理由はここまでにします。

ぼぉーと立って どんと座って 情緒不安定な時も そっぽ向かないで 言葉で証拠掴んでく
だが寒い日だろうと今はまだ貸せない いずれこのスーツそっと君にかけたい

最初の4小節は、一二三が過去のトラウマと向き合おうとしている様を描いていました。
対して次の4小節は、現状の振り返りと目指す場所の再確認という内容だと捉えています。

やはりここで一番強いラインは4小説目(いずれこのスーツそっと君にかけたい)ではないでしょうか。
この小節だけで、今はスーツを脱ぐことは出来ない(女性恐怖症)という現状の表現と、それでも今は出来ないことに挑戦したいという彼の目指すところや歩みを止めない姿勢がみてとれます。

改めてですが、一二三は過去のトラウマで女性恐怖症になってしまい、多くの人が普通に出来ること(女性に怖がらないで接する)ができなくなっています。
そんな中でそれを克服しようと、ホストという過酷な職業に挑み、女性恐怖症というホストにとって致命的ともいえるハンデを背負った状態からNo.1ホストの座についた男です。凄い。尊敬でしかない。。。
そんな一二三はホストという職業に誇りを持って(ヒプノシスradioが一番わかりやすいかな)おりますが、そんなホストの中でも未だ出来ていないことがあります。それがスーツを着ていない状態。すなわち素の状態で相手を愛すことです。(スーツを着た一二三も素とは筆者も思いますが伝えたいことが伝わりますように、、、)

元々が特別なオンリーワン そんなセリフ吐いた暁には終わりだ

元々が特別なオンリーワン。こんなに印象的なワードを使う有名曲が他にもあるのでこれはサンプリングで合っているでしょう。「世界に一つだけの花」ですね。
筆者は残念なことにそこまで該当曲に詳しくないのでぼんやりですが、この曲が伝えたいことは、「他の人に勝つことだけが大事じゃない。みんな一人一人が持ってる個性が大事で、その個性という花は何よりも素晴らしい花だから、その花を大事にすればいいんだよ。他の人の花を見て挫けるのでなく、自分の花(長所などの個性)を成長させていこう。」ということだと思っています。
素晴らしい歌です。ですが一二三はそこに甘んじません。彼はあくまで挑戦します。
だからこそ、競争の厳しいホストという職業。かつ、一二三の個性を活かせるわけでもない舞台で努力を重ねてNo.1になっているのです。
彼は自分の個性ともなった女性恐怖症を抱えたまま一生を生きていくことを選ぶのではなく、トラウマを乗り越えるために努力しているのです。

先生に独歩この2人共に向かう

先生のバースでも話しましたが、シンジュクはそれぞれの問題はありつつ、同じ道を歩もうとしていると考えています。(運命を共にするシンジュク麻天狼なので)
そんな信頼関係があるからこそ、女性恐怖症という一二三だけの問題でも立ち向かうときには力になると言っているのでしょう。

💉「今手をかける冷え切った扉」

これは123のトラウマの扉でしょう。もっと言うと、女性を愛するという暖かな気持ちが持てなくなったことの表現だと思っています。
先の小節の一二三の発言に対して、先生がともに立ち向かいますと言っているのだと思います。

🥂仲間で語り合って支えやってきたのさ
腹割って 殻割って 戦って撒き散らすフロー

独歩は言わずもがな、先生もまだ付き合いの長さとしては(多分)短いものの、一二三ストーカー女事件から始まり1st D.R.B優勝など数々の苦難を一緒に乗り越えてきた信頼できる仲間です。
だからこそ腹割って想いを共有し、女性恐怖症という殻を割って今後も戦い続けるという決意です。
また、ここの木島さんの表現は本当に素晴らしいです。。感情の発露が明確にわかる手振り、そして涙ぐむその瞳に想いの強さが感じられます。
というか今回のLive中ずっと一二三がいませんでした。。?次元跨いでましたよね。。凄い。。。

ひたすらにただ耕す 不可能という土に花を咲かす

女性恐怖症というデメリットがマイナスに働かず、明るい性格や料理好きなどその他さまざまな個性を活かせる場ではなく、
ホストという自分(オンリーワン)の土俵じゃない土に新しい一二三の(世界に一つだけの)花を咲かすのかな、、、泣けますね。。
というか、女性恐怖症を患っているにもかかわらず、自分をストーカーして挙句に刺してきた女性までも救いたいと思う一二三ですよ。そんな彼に女性恐怖症を発症させるほどのトラウマを植え付けるってマジで何があったんだ。。。この先のドラパが怖すぎる。。。 ヒプマイ軽率に深すぎる闇を見せてくるからよくない。この作品年齢制限必要でしょ。。曲を聴いて楽し~ってなるだけの世界はどこにいった。。。
.
.

独歩バース
👔会社の手となり足となり 首にだけはならねえように倍の倍
あの頃は なんで俺だけって実は分かってる癖に捻くれてたよな
残業の夜景 月夜にも消灯 感情を叫ぶ 中心都市TOKYO
口よりも行動 勇気を振り絞る
🥂「心配ない俺達<おれら>が後ろにいるよ」
👔上司共調子どう!企画書を用意しよう 媚び売りとは決して違う渾身のヨイショ
つり革を掴む手でマイク掴み歌うぜ 定時内に終わらせれば未来も外も暗くねぇ
裏付ける ヴァースこれに答えしかねえ いずれ濡らす枕涙よりもヨダレに変える
自分に敗北を喫して誰に勝てる 種しかけ なんていらねえよ派手にやれ

麻天狼最後のソロバースですね。独歩のバースは今までの二人以上に情景が目に浮かぶバースで非常に喰らいました。。。

👔会社の手となり足となり 首にだけはならねえように倍の倍

まず聞き込ごちですが、ここ良すぎませんか?踏み方は勿論ですが、伊藤さんのフロウのレベルと声質と高さが良すぎて何も言えなくなりました。。。
次に内容。リリックにはないにもかかわらず、日々ボロボロになりながら、またどこか怯えて腐りながらも、日々の仕事を倍の倍頑張る独歩が脳裏に浮かびます。
これは勿論リリックだけでなく、伊藤さんの表現力でさらに補強してきます。ヒプマイ声優陣みんな化け物か?

あの頃は なんで俺だけって実は分かってる癖に捻くれてたよな
残業の夜景 月夜にも消灯 感情を叫ぶ 中心都市TOKYO

情景の補填補填補填あああ浮かぶ無理無理無理
腐る独歩に、職場から見る暗い空とビルの光、またその光もぽつぽつと消えていく。そんな中で、声なき声を叫ぶ独歩。

口よりも行動 勇気を振り絞る
🥂「心配ない俺達<おれら>が後ろにいるよ」

そんな日々を送る独歩ですが、いつまでも腐ってはいられません。口だけでなく、行動に移します。 そして、幼馴染の一二三は、そんな独歩に安心を与えて背中を押します。
ここの木島さん本当に天才か?想いが伝わり力強い最強のセコンドじゃねえか頑張れ独歩!!!

👔上司共調子どう!企画書を用意しよう 媚び売りとは決して違う渾身のヨイショ

ここも聴き心地満点!「上司共」「調子どう」「企画書を」「用意しよう」「ヨイショ」の語感踏み(強いて言うならouiooをベースで語感はoio)を独歩にしか吐けないワードで繋ぐの最高です。
ここでは、媚びを売って自分の評価を上げるために上司の機嫌を取ってやるんじゃねえ!あくまで自分の企画を通すためだ!という想いを秘めながら、勢いよく提案する独歩が脳裏に浮かびます。

つり革を掴む手でマイク掴み歌うぜ 定時内に終わらせれば未来も外も暗くねぇ
裏付ける ヴァースこれに答えしかねえ いずれ濡らす枕涙よりもヨダレに変える

勢いはまだまだ持続します。電車のつり革を掴む日常のワンシーン。そこからマイクを掴む非日常のワンシーン。
(まんまですが)どちらも頑張り続ければ未来は明るいし日も落ちないから外も明るいという情景の描写もあわせてやってきます。
そして最後の4小説目(いずれ濡らす枕涙よりもヨダレに変える)で、今は日々上手くいかない仕事や思うように出来ない自分に涙しながら眠る独歩と、安心してヨダレを垂らしながら眠れるようになる未来の独歩(ここも物凄くリアルじゃないですか?)が浮かびます。
しかもここ、GADOROさんの「クズ」っていう曲のサンプリングにもなっているんですよ。

枕を濡らすものがヨダレでありたいだなんて
想うよりもそれを願う他ない
※「クズ」から抜粋

独歩の自己評価であり最近よく聞くワードの「クズ」からサンプリングしていることに気づいたときはぶちあがりました。。。自分の曲から引っ張るのはずるいでしょGADOROさん許さん()

そしてラップ的には「歌うぜ」「暗くねぇ」「裏付ける」とuaueで続けて、「答えしかねえ」「ヨダレに変える」のoaeiaeで纏めています。めちゃくちゃ気持ちいい。

自分に敗北を喫して誰に勝てる 種しかけ なんていらねえよ派手にやれ

最後に、自分で自分を諦めてどうすんだと、真っ向から挑んで先に進めと自分に言い聞かせています。
ここもaeiaeの「誰に勝てる」「種しかけ」「なんていらね」で繋いで「派手にやれ」で勢いを切らすことなく走り続けます。がむしゃらになった独歩らしい締め方ですね。
.
独歩は重度のネガティブ思考になるほど追い詰められ思考は洗脳され(参考:会報誌)、体を壊し(参考:ヒプアニOP)、そんな中でも日々働き続けるという、私たちが一番共感しやすく、それでいてハードな環境で日々を送っています。
そんな日常のリアルさと、その日々を過ごす独歩がほぼすべての小節で見えるバースだと思いました。
各バースでこんなに色を変えたうえでハイクオリティに仕上げてくるGADOROさん本当に凄いし、シンジュクを知っていなければ書けないリリックだと思います。本当に感謝しかないです。。。
.
.

シンジュクかけあいからラストまで
💉聴診器に加え「マイクロフォン」このコードを伝って吐く「ライムとフロー」
🥂いくらでも持ってこいよ「アイスショット」ただ自分には酔わず君を「愛すこと」
👔電車乗り会社に「今行くとこ」満員で揺れる毎日は「LIVEのよう」  
🐺後ろに逃げていては「ないTomorrow」互い決意の朝に向かう「Life goes on」

ここ天才じゃないですか?????
聴診器とマイクのコードに、ラップを用いて信念を貫こうとする先生を表現するこれぞラップというワードの「マイクロフォン」「ライムとフロー
どんな困難でも向かってこい、僕は僕の道を貫くということを一二三らしいワードで表す「アイスショット」「愛すこと
日常のリアルを存分に感じさせる独歩らしいワードの「今行くとこ」「LIVEのよう
そして最後にhookの前に進むというところとかかる、後ろに逃げていては「ないTommorow」と互いに互いを支え合う「Life goes on
こんな踏み方で掛け合われたらもう参りましたって感じですよね。。。
因みに、「Life goes on」は普通にスラングでもあるのですがGADOROさんの曲の「GO ON」からとってきていると思います。
理由は、先ほど独歩バースでサンプリングした「クズ」と併せて、GADOROさんが出演した4th LiveでGADOROさんが披露した楽曲だという共通点があるからです。本当に天才。

残りのLifeで未だGOES ON
向かい風も上等 あん時の衝動
※「GO ON」から抜粋

.
.

<hook>
🐺困難もすべてフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース

ここまでを通したうえでhookを聞くと、先生バースのあとのhookで少し語った通り、シンジュクが救いを求めるものを救う内容からシンジュクがお互いを救い、お互いに先に進むhookに聴こえてこないでしょうか?
なので筆者は、このhookをシンジュクという漁火が救いを求める灯火の道しるべとなり追い詰められている者を救うという表の意味と、シンジュクという漁火がシンジュク3人の灯火を支え合い共に前に進むという裏の意味を内包したバースだと考えています。
この考えは、次に記す最後のバースを聴くことで尚補強されます。

🐺この3人で勝利を掴むから この先もひたすらに歌うただ
1人でもかけちゃ開かぬ扉どきなそう今動き出す時だ
 ここは最後のhookのあとなので、シンジュクみんなで開く未来の扉のようにも見えるけど、どっちかっていうと一二三バースでジャクライ先生が語ったように3人それぞれの越えるべき扉なのかな
胡坐をかく暇もないから ただ月光に手を伸ばす絶えまなく
この道しるべは終わらないと

一人でも欠けたら乗り越えられないような困難でも、シンジュクの3人が揃えば絶対に乗り越えられると。
だから、現状(リアルな問題はあるが日々を過ごせている現状然り、1stD.R.B優勝者という立場然り)に満足している暇などなく、ただひたすらに先へ先へ進む。私たちの道はきっと途切れてはいなく続いているはずだから。と、あくまで前に進む姿勢を見せてこの曲を締めています。

いやいやいや無理すぎませんか?無理。書いててまた情緒がおかしくなってきた。明日3rd Battleなのにどうしよう頑張って落ち着けてたのにねえ。。。

一応まとめると、 曲全体を通して情景が浮かび、キャラの理解も深まる、解像度が高い一曲でした。GADOROさんの作曲と声優さんの表現力、そしてスタッフさんたちの演出企画力意味わからん
シンジュクの3人にGADOROさんDJ LRUSHさん、スタッフの皆さん。本当に素敵な時間をありがとうございました。
.
.
2021.03.10追記:本日生放送されたヒプ生 Hangout(#11)のGADOROさんコメントが良すぎたのでそのまま書きます。


GADOROさんからのコメント

楽曲のラストにもう一つサビがあるんですけど、そこの歌詞に「胡坐をかく暇もないから ただ月光に手を伸ばす絶えまなく」という歌詞があるんですが、
絶対王者の麻天狼だとしても今の状況に慢心するのではなく、誰しもが山の頂上を目指すなかその頂上に居る麻天狼は、それより高い位置にある月光を目指しているという想いで綴らせていただきました。 メロディーも含めて聴いていただけたらと思います。

ヒプ生視聴者さんへ
TOMOSHIBIは、生きているうえでも励みになるような音楽なので、是非これから聴き続けてほしいです。そして、大阪城ホールの時のように、また皆さんに会えるように、僕も精進してまいります。それでは、お互い体に気をつけて。

はぁ泣ける。。。自分の立場に驕らず自らを見つめ、弱さも自負したうえで乗り越えようともがき歩み続けるシンジュクの3人に心打たれました。
最後に、GADOROさんが最初にヒプマイに関わった楽曲であり先生の初めのソロ曲でもあり今回サンプリングもされている「迷宮壁」からの一文を抜粋して締めとしたいと思います。

弱さを自負することの強さ、強さを自負することの弱さ、
挫折や敗北の味を噛みしめ 食い縛りながら今日も立ち向かうよ。」
※「迷宮壁」から抜粋

.
.

おわりに

ブログという形に慣れていないのと、書き起こすだけでも情緒がおかしかったので文体とかが割とめちゃくちゃになった気がします(気がするではなく確実になっています)が、あまり綺麗にしすぎるのもどうかと思うのでこのまま公開することにします。
ブログという最低限の体裁は整えようと意識して書きましたが、あくまで自分用のつもりなので、、、
今後修正しないとは言ってないです。特に誤字脱字。あとは新しい気づきとかも書く気になれば、、、

なんか締め書いてたら恥ずかしくなってきた。後悔するんじゃないかこれ、この年になって黒歴史つくろうとしてない大丈夫??
というかTOMOSHIBIについて語るとか烏滸がましいことをしてしまってすみませんすみませんすみません。。。
穴掘って穴の中から空を見上げてきます。。
1万文字を軽く超える長文を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。。。m(_ _)m

修正一覧

「綺麗にしすぎるのもどうか」とか言ったのですが、解釈増えたので一部修正して、ついでに誤字脱字修正もかけました。m(_ _)m
以下に修正内容を纏めます。(誤字脱字の修正部分は除く)
- 2/26:hookの前半4小節の解釈に後半4小節からの解釈を一部含んでしまっていたため訂正。気がせいておりました。。大変失礼しました。
- 2/26:木綿豆腐の解釈を追加
- 3/9: TOMOSHIBIの別記事へのリンクを追加
- 3/10: ヒプ生のGADOROさんコメントを追加

※ 修正纏めは「いらないな」と思ったら消すかもです。

TOMOSHIBIが入っているCDはこちらです。(もう店舗特典はないと思うので、、、)
楽天でのCDリンク
AmazonでのCDリンク